

セトが統治するバステア城で働く新人の使用人。 慎ましくも朗らかな性格をしており、ガルガダにやってきたばかりのニナと意気投合し、ニナのお世話をするように。

フォルトナ国に仕える侍女で、大上皇の命によりニナのお付きとしてガルガダに同行してきた。 ニナの突飛な行動に頭を抱えながらも、常に冷静に対応するクールビューティ。

ガルガダの第四王子。 王位には興味を示していないが、セトの動向を気にしており、彼の婚約者であるニナに接近する。にこやかな態度とは裏腹に、四王子でもっとも謎が多い。

ガルガダの第三王子。 四王子のなかで一番年上の“好色王子”。独自の価値観を持ち、自分の欲に忠実に生きる。無類の女好きで、つねに女性をはべらせている。従者もすべて女性。

ガルガダの第二王子。 自らが次期国王に相応しいと考える傲慢な野心家で、年下ながら継承順位の高いセトを敵視している。女性が苦手なため、従者はキラキラした美男子ばかり。

アズールが幼い頃より親身に仕えてきた従者。王宮内でアズールを守るという大きな使命を担い、よき相談相手にもなっている。
何事にも動じない冷静沈着な性格。

フォルトナ国の第一王子で、『アズール』の腹違いの弟。幼いながらも次期国王として強がってみせるが、病気がちで身体が弱いため、才気溢れるアズールに複雑な思いを抱いている。

大国ガルガダの第一王子。血のような赤い瞳を持つ。若くして数々の武功を挙げ、「戦神」として称えられる一方で、その冷酷な発言、振る舞いが畏怖の対象となっている。 「ニィナ」というオウムにしか心を許さない。


フォルトナ国第二王子。月のような灰金色の瞳を持つ。 ニナを見出し、亡き王女アリシャの身代わりとして王女に仕立て上げる。政務を執る傍ら、ニナに王族としての教養も授ける。 聡明かつ有能だが、何事にも冷めたところがある。


フォルトナ国で孤児として暮らしていた少女。深い瑠璃色の瞳を持つ。アズールに見出され、王女アリシャとして生きることに。天真爛漫だが意志は強く、時に大胆な行動で周囲を驚かせる。
