
「星のゆくえ」






裏切りのナイフがセトに振り下ろされる!
セトへの真心を利用されたニナは、
一連の事件の容疑者として幽閉されてしまう。
失われた絆、届かなかった言葉。
ニナを救うために動き出すアズール。
一方、意識を取り戻したセトは……。
それぞれの瞳が見つめるものは――。
脚本:山田由香
絵コンテ:柘植 孝、ウシロシンジ
演出:國本一穂
「逢ひて逢わざる恋」






ニナの前で剣を交えるアズールとセト。 そこへノア王の声が響き渡り、会場は騒然となる。 一方、ビドーはニナとアズールの態度を見て何かを察し、翌日、ニナとフォルトナの使者たちをお祭りに誘う。 ビドーの気遣いで、ニナはアズールと二人きりになるが……。
脚本:山田由香
絵コンテ:柘植 孝、三橋和弥
演出:洪 佩妮
「口蜜腹剣」






アズールの言葉に心を揺らしながらも、
ニナは自身の知らぬまま自分を巡って事態が
進んでいくことに無力感を抱いていた。
気もそぞろではセトの気持ちにも向き合えない。
闘技大会当日、意を決したニナはガルガダ王に
王子との婚姻の見返りにあるものを要求する。
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:矢島 竜
「懸想の窓」






フォルトナの使者にまぎれてアズールがいることに
気づき、接触しようとするニナ。
しかしアズールは振り向いてもくれず、ニナは
拒絶されたと落ち込んでしまう。
それでも諦めきれず強硬手段を取るのだが、アズールとセトが鉢合わせする事態になってしまい……!?
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:陳 凱航(上海樊特姆動画)
「血の記憶」






ガルガダの王位継承順位は白紙とし、
アリシャを得た者を次期国王とする――。
王の意向を受け、王子たちは積極的にニナと
接触しようとする。
ニナは勝手に物事が決まっていくことに苛立ちを
募らせるが、
図らずもセトの“呪い”について
知ることになり……。
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:松井郁洋
「大国の夢」






崖から転落しながらも一命を取り留めたニナだが、
森の中で巨大な虎に襲われてしまう。
窮地を救ってくれたのは、ニィナを追ってきた
セトだった。
しかし、セトは虎の攻撃を受けて負傷。
ニナは、高熱を発するセトの体とどこまでも
冷えた心に寄り添おうとする。
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:矢島 竜
「はじめての姫」






セトに斬りつけられたものの、すっかり元気になったニナ。 早速、セトのもとへ向かうが、今は留守中だという。 セトが不在の中、幅を利かせた近衛隊長が侍女たちを苦しめていた。 その振る舞いが許せないニナは、ヒカミやアンの力を借りて、ある作戦を実行する。
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:國本一穂
「深紅の瞳」






ガルガダの第一王子セトの住むバステア城に
到着したニナ。
しかし、待てど暮らせどセトには謁見できず、
侍女たちも冷ややか。
ようやく会えたと思ったら、悪びれもせず
歓迎の儀に誘ってくる。
歓迎の儀には花嫁候補が集められるが、
姫たちの様子がおかしく……?
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:三橋和弥
「出立の日」






お互いに特別な存在となったアズールとニナ。
アズールはニナの嫁入りを白紙にする交渉をはじめると言うが、
彼の命を狙う者の正体は未だわからず、
ニナは素直に喜ぶことができない。
意を決したニナは王妃と王それぞれと対峙し、
アズールの命を守ろうとするが……!?
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:暗黒熊猫
「夢咲く夜」






アズールに必要とされるのがうれしくて
がんばるニナ。
二人きりのときはアズールが「ニナ」と呼んでくれる
ようになって、ほのかな幸せを感じる。
アズールのことを特別だと思うようになった矢先、
アズールの命を狙う者の存在を
偶然知ることになり……!?
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:三橋和弥
「失われた名前」






亡き星の姫巫女アリシャに成り代わり、大国ガルガダに嫁ぐため、
アズールから教育を施されるニナ。
耐えきれずに部屋を抜け出したところを
第一王子ムフルムに見つかる。
優秀な兄アズールと比べられ、意固地になるムフルムのために、
一緒に弱みを探ろうとたくらむが!?
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:松井郁洋
「罪のはじまり」






フォルトナ国城下で孤児として生きる
瑠璃色の瞳を持った少女ニナは、
仲間と貧しくも幸せな生活を送っていた。
しかし仲間の死をきっかけに灰金色の瞳の男に
売られる。
その男の正体は、フォルトナ国第二王子アズールで、
亡き星の姫巫女に成り代われと命じられる。
脚本:山田由香
絵コンテ:ウシロシンジ
演出:國本一穂
フォルトナ国城下で孤児として
暮らしていたニナは、
星の神のごとき深き青――瑠璃色の
瞳を持っていた。
事故で亡くなったフォルトナ国の
王女アリシャと同じ色の瞳ゆえ、
第二王子アズールに見出され、
ニナは王女に成り代わることを
求められる。
身代わりの星の巫女として、
王女として、与えられた使命――
それは三月のあと、大国ガルガダの
第一王子セトに偽りの花嫁として
嫁ぐこと。
運命に翻弄されながらも、
誰かに必要とされることに
喜びを感じるニナ。
そのまっすぐな瞳が
見ているものとは……。
愛する人を守る決意をしたとき、
それぞれの運命が
大きく動き始める!!